猫のFIP治療相談
FIP、猫伝染性腹膜炎は、発熱、食欲不振、体重減少、腹水、胸水、黄疸、貧血、ふらつき、神経症状などを起こすことがある猫の重要な病気です。進行が早い場合もあり、疑われる場合は早めの相談が重要です。
FIPは以前は非常に治療が難しい病気とされていましたが、近年は抗ウイルス治療により改善が期待できる症例が増えています。
当院では2024年秋以降、FIPまたはFIPを強く疑う猫に対して治療を行い、院内成績として治療成功率87.5%を確認しています。これは近年報告されている抗ウイルス治療成績と比べても、同等〜良好な水準と考えています。
ただし、FIPは病型、重症度、治療開始時の状態、合併症の有無によって経過が大きく異なります。そのため、この数値はすべての症例で同じ結果を保証するものではありません。
当院では、FIPが疑われる猫の診察、血液検査、画像検査、腹水・胸水の確認、これまでの検査結果の確認などを行い、状態に応じた治療方針をご提案します。
FIPは、症状や検査結果を総合して判断する必要があり、単一の検査だけで確定できない場合もあります。過去の血液検査、画像検査、PCR検査、投薬内容、経過が分かる資料がある場合はご持参ください。
食欲不振、発熱、腹水、胸水、黄疸、ふらつきなどがある場合は、早めにお電話ください。